2013年3月10日日曜日

人生で最も長くマラソンを楽しんだ一日

3月10日(日)

曇り空、見る方向によっては持ちそうにも見えるし、違う方向を見れば今にも降りそうな気配。
気温は10℃以上で少々高め。
微妙な天気の下、今日は京都マラソン。
わが輩にとって、2008年のIRONMAN KOREA以来、5年ぶりの42.195Kmである。


1万5000人。
中盤に並んでいたわが輩は、スタートの号砲から1分少々でスタートできた。


まずは、五条通、国道9号線を走る。
4車線がランナーで埋め尽くされ、圧巻。


罧原堤を嵐山に向かって5Km地点を通過。
あらら、5Kmを過ぎたとたん、測ったように左膝に痛みが・・・。
けどまだ大丈夫。

嵐山から高架橋を越えて、弟一家が応援してくれている大覚寺方面へ。


残念ながら弟たちに会うことはできなかったけれど、応援ありがとう。

その後、膝をかばって走っていると、左ふくらはぎまで痛くなり・・・。
さあ、どこまで持つか。

10Km地点を越えて仁和寺へ。
坊さんが一堂に並んで応援してくれる。
ありがたや。



15Km地点を越えて北山通付近まで北上する頃には雨風が。
そして、気温も急激に下がる。
ここからは、痛みと寒さに耐えながらどこまで行けるかの耐久レース。

痛さと寒さでどうなるかと思ったけれど、我が家の前で待つ奥方のもとへは予定の時刻に到着。
ここで止めようかどうしょうか、少し迷ったけれど、沿道で応援してくださる方々、走りたくても抽選で走ることが許されなかった人たちの気持ちを考えると、そんな甘えた考えは許されない。
一歩一歩、遅くてもいいので進むことにした。
そして、大雨の中、無事にゴールすることができた。

これまでで経験したマラソンの中で、一番長い時間楽しんだレース。
そして、一番苦しかったレース。

練習もせずに出場すること自体が無茶なこと。
しかし、その状況の中で完走できたことは、復活に向けての自信に。
必ず復活する。
今日はそう心に誓った。

市民のみなさん、ボランティアのみなさん、大会役員のみなさん、どうもありがとうございました。




ところで、今日のゴール地点は大雨の中で大混乱。
寒さに凍えてやっとのことで更衣室のあるみやこめっせに入ったのはいいが、入口が複数あるのに出口は一つしかなく、出口が大混雑。
出口に並んで、外に出ることができたのは約1時間後。
並んでいる途中で倒れる人もいて、これはちょっと問題。
火事でも起こったら全員アウトか?
すばらしい大会だったけど、この点だけは来年改善すべきだと思った。



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