買収、統合、合理化

１０月１３日（木）

今朝の朝練も江文峠往復。
今日は寝坊して出発時間が遅くなったが、出勤時間に遅れないようにがんばって走った。
これが結構いい練習になる。
仕方なく追い込まざるを得なくなるのだ。
職場では「世捨て人」のはずなのだが、遅刻にだけは、まだちょっと抵抗がある。


最近、会社でもお国の政策でも、合理化、統合などと言って、何もかもが大きなものに巻き込まれて、小さな個性が潰されていているような気がする。
わが輩のマンションのすぐ近くでも、地元発祥の家電量販店が、知らないうちに全国チェーンの大型店に買収されてしまい、現在、完全閉店セールをやっている。
今日その店を覗いてみると、盗賊にでも襲われた後かと思うほど店内には物がなく、商品棚の残骸で雑然とした無残な姿になっていた。
サイクルコンピュータの電池が切れているので、それを買おうと思って棚をみると、在庫が数個しかなく、わが輩が欲しかった種類の電池は一つもなかった。
結構お気に入りのお店だったのだが・・・非常に残念。
とても活気があって、品揃え豊富で、値段も京都駅前に乱立しているビックカメラ、ヨドバシカメラといった超巨大店と同等か、ものによってはそこより安くしてくれるものもあった。
特にマッサージ機のお試しコーナーにはお世話になった。
寂しい限りである。

寂しさもさることながら、その店が閉店するとなると、とても心配なことがある。
もしその店舗が取り壊されて４階以上の高さのビルが建てば、わが家から比叡山が見えなくなってしまうのだ。
んん・・・これは個人的に大問題だ。

合理化、統合・・・それが全てではないと思うのだが。

わが輩の職場も吸収統合されて、現在の精神的奴隷のような悲惨な現状があるわけで、吸収されたマイノリティーにとってはとても辛いものだ。
統合されて半年も経たないうちから、今度は改組の議論に時間を費やしている。
というわけで、今日も残業。
そんなことに時間を使うより、今の組織で個々の仕事をきっちりとこなしていく方が、よっぽど合理的だと思うのだが。
しかし、マイノリティーの意見など誰も相手にするはずもない。

世の中そんなことでいいのかな・・・。


【今日の運動】
バイク：　24.7Km
体幹筋トレ：　2セット
スイム：　500m