2011年10月18日火曜日

乗鞍ヒルクライムの快感

10月18日(火)

久しぶりの出勤。
今日も理不尽なことばかり。
理不尽というより、意図的に人を落とし入れようとしているとしか思えない仕打ちが、今日一日だけで何回あったことか。
この人たち同士の仕事のやり方や人間関係が常にこうなのか、それともわが輩に対するいじめなのか、本当にわからない。
ただ、前者であれば、わが輩の常識の範囲内では全く理解できない人種である。
まだ、後者の方が理解の範囲内である。
どちらにせよ、最近少し慣れてきたのか、立ち向かう気力も湧かないし、腹も立たなくなってきた。
そんなことでも給料はもらえているのだから、ありがたいと言えばありがたい。
それと、部下たちは、この頼りないねこ上司でも、今のところは良き理解者でいてくれる。
ありがたいことだ。

昨日までの乗鞍合宿は、天候にも恵まれ、とても幸せな時間だった。
16日に続いて、17日(月)も2,700mの雲上、畳平を目指して出発。



2日目なので、出発直後は少し足が重く感じたが、三本滝ゲートぐらいから調子が出てきた。
山の紅葉、秋の匂い、澄んだ空気、鳥の声、滝の音、どれもが気持いい。

中間地点を越えて、摩利支天あたりから勾配がきつくなる。
コーナーを曲がっても曲がっても、一向にに緩くなる気配を感じない、マニアにはたまらない苦しみだ。
そこを一踏ん張りして、冷泉小屋を少し過ぎたあたりまで登ると、周りの木が低くなり、遠くの山々がきれいに見えてきて一瞬疲れが吹っ飛ぶ。


そこからしばらく気持ちよく登ると、白樺などの木々がだんだんと低くなり、森林限界に到達しハイマツと岩の世界が現れ、上を見上げると、3,026m剣ケ峰の頂やコロナ天文台が見えてくる。
そこは風を遮る物がなく、急に風がきつくなり、おまけにしばらく行くとまた勾配がきつくなる。
しかし、気分はアルプスかピレネーかと言った感じで、クライマーズハイとでもいうのか、気分は最高潮となり快感で満たされる。(変態の域に到達か!)


この2日間の累積標高は2,520m。
そもそも、紅葉狩りの旅行のつもりだったのに、2回も畳平にアタックできて大満足である。
義母も奥方も理解があってよかった。(もうあきらめて、呆れているだけかもしれないが。)
乗鞍エコーラインは、何度でも登りたくなる魅力を持つ峠だ。
午後にも、もう一度登りたいと真剣に考えたが、仕事をサボっている身、そんなわけにはいかない。
帰って明日の出勤に備えなければ・・・・。
と泣く泣く帰途についたが、中央道の恵那山トンネル出口付近の事故により、わが輩の車の直前から通行止となり、2時間ほどロスして、帰宅は夜中になってしまった。

今日は、昨日の勢いで練習したかったのだが、昨夜の帰宅時間が遅く朝は起きられず、夜は残業のためトレーニングはなし。

上司さんよ、あんた人事権持ってんだから、きらいなら早くわが輩を放出してくれよ。
けど、給料もらえるところにお願いしますね。

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