京都的な空間 進々堂

１１月３０日（水）

明日から１２月だというのに、今日は暖かい一日だった。
お昼は、気分転換にランチに行こうとテクテク歩いていると、少し汗ばむぐらいの陽気だった。

今日、ランチに行ったのは、百万遍から数百メートル東へ行ったところ、今出川通り沿いにあるレトロな雰囲気のカフェ、進々堂。
創業130年の歴史あるカフェである。

京都市内に同じ名前のベーカリーレストランチェーンがあるが、それとは全く関係ない。
創業者がフランス留学中に目にした、学生たちが集い、コーヒーを傍らに議論を交わしたり、書き物に集中したりできる空間、カフェを見て、その雰囲気を日本でも、という思いで開いたお店だという。

店内には、人間国宝の黒田辰秋氏が無名時代に作成したという、長テーブルと長椅子が配置されている。
皆が普通に座って、普通にくつろいでいる使い込まれた古びたテーブル。
人間国宝作のテーブルとは知らなくても、実にいい雰囲気を満喫できる。
その価値を知る人には、それ以上に感慨深いものがあるのだろう。
店内は写真撮影禁止となっているので、写真でお見せできないのがちょっと残念。

玄関の看板は、ヨーロッパの建物などに見られる悪魔像ガーゴイルらしきものが守っている。
沖縄のシーサーみないなものかな。


ランチメニューはカレーがメイン。
お味は普通。
「接客よし。」と各種ガイドブックにはあるが、今日はたまたまだったのか・・・・。

まあ、味よりも接客よりも、この空間を楽しみ憩うという場所なのだろう。
まさに京都的な空間なのかもしれない。


夜は、パワーアップ筋トレをしようと、はりきってスポーツクラブへ行ったが休館日だった。
残念。
少しローラー回して、体幹筋トレだけで終了とした。

今日までとても過ごしやすい暖かな気候だったが、明日から本格的に寒くなるとのこと。
また朝起きるのがつらいな・・・。


【今日の運動】
バイク：　ローラー　30分
体幹筋トレ：　２セット