2012年12月8日土曜日

ぼくに炎の戦車を

12月8日(土)

今朝はひどい二日酔い。
昨日の忘年会で調子に乗りすぎた。
けど、やっぱり若者と語り合うのはとても楽しい。
仕事以外のことをね。

二日酔いで、今日は練習できず。

午後からは演劇鑑賞のため、梅田芸術劇場へ。
「ぼくに炎の戦車を」。
舞台は1920年代、大日本帝国占領下の朝鮮半島。
厳しい時代を逞しく力強く生きる朝鮮伝統芸能の放浪芸人と、朝鮮半島の人と文化をこよなく愛し、両国関係に心を痛める日本人青年教師の友情を描いた人間ドラマ。
草彅 剛、香川照之、等が出演していて、奥方に半ば強制連行のような形でつれていかれたのだが、感動で涙した。
サムルノリの音色が響き、日本語と韓語が入り混じる。
つれて行ってもらって、本当によかった。

日本と朝鮮半島との関係、他の隣国との歴史について、部分的なマスコミ報道を鵜呑みにして感情論に走るのではなく、広い視野で自分から物事を見、自分で考えなければ、過ちを犯してしまうのでは。
自分の目でしっかり見なければ。

大阪公演初日。
若い人たちもたくさん見に来ていた。
いま同じパンフレットを持って帰りの電車に乗っている若者たちは、今日何を感じたのかな‥。

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