ツール・ド・おきなわ前日

11月24日（土）

昨夜も腹痛と下痢が続き、熟睡することができなかった。
もう限界。
気力だけではどうすることもできないこともある。

この状態での出走は、他の選手や大会関係者に迷惑をかけることが必至である。
明方3時過ぎ、わが輩の今年の沖縄はもう終了させることに決めた。

日が昇り、南国の太陽を浴びながら、気持ち良さそうに試走に出発する選手たちを横目に見ながら、今年は1mmたりとも沖縄を走ることのなかった自転車を再び梱包した。

チェーンの一つ一つまでピカピカに磨きあげられ、今年一番の大舞台を待つ自転車たちの中で、わが輩の自転車だけが梱包される。
自転車にも申し訳ない気持ちでいっぱいだ。

そして、心配ばかりかけている奥方にも‥。

体調管理の難しさ、特に寒い時期の難しさを改めて痛感している。
今年の沖縄は2週間遅れの開催であり、昨年は、沖縄の2週間後に体調を崩して寝込んでいることを考えると、ちょうど寒くなりかける頃、体調を崩している。
わかっていながら予防できなかった自分が悪いのである。
まだまだ未熟だ。

みなにおわび。
そして、みなに感謝。

繰り返さないようにしなければ‥。